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栄養

実は白身魚!!これからが旬、鮭を使った簡単レシピのご紹介

鮭は赤い見た目から赤身魚と思われがちですが、実は白身魚です。鮭の赤色は天然の色素であるアスタキサンチンによるものです。アスタキサンチンは、サケやイクラ、カニ、エビ、マダイなどに多く含まれています。今回は、旬の鮭を使った簡単レシピをご紹介いたします。
実は白身魚!!これからが旬、鮭を使った簡単レシピのご紹介

鮭のホイル焼き

栄養価(1人分)

エネルギー:248kcal
たんぱく質:25.2g
脂質:12.5g
炭水化物:8.1g
食物繊維:3.0g
食塩相当量:1.7g

材料(2人分)

・生鮭(2切れ)
・塩(適量)
・こしょう(少々)
・しょうゆ(大さじ1)
・料理酒(大さじ1)
・有塩バター(20g)
・玉ねぎ(1/4個)
・人参(10g)
・えのき茸(70g)
・しめじ茸(70g)
・アルミホイル(2枚)

作り方

【①】玉ねぎは薄切り、人参は千切り、えのき茸としめじ茸は石づきを切り落とし小房に分ける。
【②】アルミホイルを鮭1切れが包める大きさにして広げ、サラダ油をぬる。
【③】塩、こしょうをふった鮭を皮目を下にして、②のアルミホイルに置く。その上に、玉ねぎ、えのき茸、しめじ茸、人参を重ねてのせる。
【④】しょうゆ、料理酒、有塩バターを入れ、アルミホイルを包む。
【⑤】フライパンに1.5㎝程度水を張り、沸騰したら④を並べ、蓋をして弱火で15分ほど加熱。鮭に火が通るまで焼き蒸しにし、火が通ったら火から下ろし器に盛りつけて完成。

管理栄養士のワンポイント

・鮭の赤色は天然の色素であるアスタキサンチンによるものです。アスタキサンチンは強い抗酸化力を持ち、老化予防にもつながります。
・魚類に多く含まれることで知られる栄養素に、DHAとEPAという脂肪酸があります。必須脂肪酸と呼ばれる体内ではほとんど作り出せない脂肪酸で、積極的に食品から摂ることをおすすめします。
・EPAのDHAの働きとしては、中性脂肪を減らす働きがあると言われており、生活習慣病の予防や炎症を抑制する効果やアレルギーを緩和する効果が期待されています。

甘塩の鮭を使った場合は、塩は使用せずこしょうだけ使用してください。
きのこ類は他のきのこ類でも美味しくいただけます。
おしょうゆの代わりにポン酢にすると減塩になり