コラム
Column

健康

花粉症に悩む方必見!花粉症予防に効果のある食べ物とは?

花粉症の原因とメカニズム

花粉症は、春先から夏にかけて特に顕著に症状が出るアレルギー疾患のひとつです。
花粉症には個人差がありますが、花粉が体内に侵入した際に免疫反応が過剰に起こることで、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花粉症の原因となる植物にはスギ、ヒノキ、シラカバなどがあり、花粉症の約70%はスギ花粉だと言われていますが、北海道にはスギがほとんど生息していません。一方で、北海道にはシラカバが多く生息しているため、4~6月頃に花粉症患者が増える傾向にあります。
また、シラカバ花粉症の人の約10%は、りんごやさくらんぼなどの果物を食べると口の中が痒くなるといった口腔アレルギーの症状が出ることがあるそうです。
年々患者数が増え、多くの人を苦しめる花粉症ですが、
今回は栄養の観点から花粉症を予防する方法をご紹介します。

花粉症の予防に効果的な栄養素

花粉症の予防には、①免疫機能を高める、②アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きを抑える、③炎症反応を抑える(和らげる)ことが効果的です。

◆乳酸菌
免疫細胞の約7割は腸に存在していると言われています。そのため、腸のはたらきを整えることで免疫機能を活性化させることができます。
乳酸菌は腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあり、免疫機能を高める効果が期待できます。乳酸菌の種類は現在までに約400種類も発見されているそうで、乳酸菌飲料やヨーグルト、バター、チーズ、キムチ、納豆、味噌、ぬか漬け、日本酒など様々な食品に乳酸菌が含まれています。

◆ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を高めて骨を強くしてくれる栄養素として知られていますが、一方で免疫機能を正常化し、花粉症のようなアレルギー反応を抑えてくれる働きもあります。ビタミンDは鮭、しらす、干しシイタケ、卵といった食材に多く含まれます。また、紫外線対策によって人間の皮膚からも作り出すことができる栄養素です。

◆不飽和脂肪酸(EPA・DHA)
EPA・DHAは青魚の脂に多く含まれる栄養素で、アレルギー誘発物質(ヒスタミン)の働きを抑える効果があります。また、血液をサラサラにしたり、コレステロール値や中性脂肪を減らしたりする作用もあるため、健康のためにも普段からぜひ摂っておきたい栄養素です。お普段お肉をよく食べる人はサバやイワシ、サンマなどの青魚を摂るようにしてみましょう!

◆ビタミンA・C・E
近年花粉症が増えている要因の一つに、ストレスによる免疫機能の低下があると言われています。人はストレスを感じると体に悪影響を与える「活性酸素」という物質作り出しますが、花粉症の場合はこの「活性酸素」が痒みなどの症状を悪化させてしまいます。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つのビタミンは抗酸化作用を持つ栄養素で、活性酸素の発生を抑える働きがあります。ビタミンAはにんじん、ほうれん草、鶏肉、卵、ビタミンCはパプリカ、キウイフルーツ、ブロッコリーなどの野菜や果物、ビタミンEはナッツ類に多く含まれているため、花粉症の人には積極的に摂ってほしい栄養素です。
また、ビタミンAは粘膜や皮膚の健康維持にも関与する栄養素なので、目や鼻、のど、皮膚などの花粉症によって傷ついてしまった粘膜を修復する効果も期待できます。

花粉症の予防や症状緩和には、栄養バランスの良い食事を摂ることだけでなく、適度な運動やストレスを溜めないことも大切です。花粉症と上手に付き合うために、健康的な生活習慣を目指しましょう!

サツドラ管理栄養士考案のレシピをご紹介!