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老化がすすむ原因「糖化」のメカニズムと予防法をご紹介!

「糖化」とは?

糖化とは、体内の糖とたんぱく質が結びつく反応のことをいいます。
食事などで過剰に摂取した「糖」と、人の体を構成している一定量の「たんぱく質」が結びつき、体内にAGEs(最終糖化産物)と呼ばれる老化物質ができます。
この反応は「メイラード反応」とも呼ばれ、食べ物で例えるとホットケーキやクッキーを焼いたときに砂糖と小麦粉などに含まれるたんぱく質が結びついてこんがりと褐色に変化していく反応もその一つです。この反応(糖化)は食べ物の場合はこんがりと良い匂いがする反応ですが、人の体内で起こる場合は「体の焦げ」となり、様々な悪影響を及ぼす危険性があります。

「糖化」による体への影響

糖化によってできるAGEs(老化物質)は、老化現象や健康にかかわる物質として研究が進められています。
人の肌や血管、骨などは主に「コラーゲン」というたんぱく質からできています。コラーゲンは肌や血管の弾力を保つためには欠かせない働きを担っていますが、この「コラーゲン」と呼ばれるたんぱく質と過剰な糖が結びついて糖化が起こるとコラーゲン本来の働きができなくなってしまい、肌のしわやたるみ、血管の弾力の低下(動脈硬化)、骨の劣化など、体に悪影響を及ぼす要因となります。


サツドラ北8条店 糖化度測定器

サツドラ北8条店にある糖化度測定器は体内にAGEs(老化物質)がどのくらい存在しているかを測定することができるため、ご来店の際はぜひお試しください。

「糖化」が起こる原因

お菓子・ジュースの大量摂取
糖化が起こる主な原因は体内の糖分が過剰になることです。砂糖がたくさん含まれる甘いお菓子や、ジュースを大量に摂取することは糖化を引き起こす一番の要因となります。
普段何気なく飲んでいる方が多いジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水は、とても多くの砂糖が含まれます。その量は、コカ・コーラやファンタグレープ、CCレモンなどの炭酸水500㎖で57g(角砂糖約17個分)、ポカリスエットで33g(角砂糖約10個分)、アクエリアスは23g(角砂糖約7個分)もの砂糖が含まれています。1日の砂糖摂取量は25gが目安とされているので、500㎖の清涼飲料水1本で目安量の2倍以上の砂糖を摂取してしまう場合もあります。特に今の暑い時期は気温の上昇に伴い、スポーツドリンクなどを摂取する機会が増えると思いますが、飲み過ぎると砂糖の取り過ぎになってしまうので量には注意しましょう。

血糖値の上昇
糖化は、血糖値が上昇した際に起こりやすく、AGEs(老化物質)は食後1時間後に最も多く作られると言われています。これは食後30分~1時間の間で血糖値が上昇し、食後1時間後にピークを迎えるためです。
また、食後血糖値が150mg/dLを超えた場合にも糖化は起こりやすく、糖化を防ぐ対策として食後30分~1時間の間にウォーキングなどの運動を行うことが効果的だと言われています。

「糖化」を防ぐ栄養素

食物繊維
主に野菜・くだもの・きのこ・海藻類などに含まれる食物繊維は、食事の最初に食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きがあります。食物繊維の1日の摂取量は男性で20g、女性で18gが目標量とされていますが、サラダなど生の状態で摂取しようとするとかさが多くなかなか量を摂ることができないため、おひたしや煮物などの加熱調理をしたものや、豆・穀物などと組み合わせて食べることがおすすめです。食物繊維を多く含む食材は、インゲン豆やごぼう、芽キャベツ、かぼちゃ、押し麦、干し柿などがあります。

ビタミンB

糖質を代謝して体を動かすためのエネルギーに変換してくれるビタミンで、エネルギー産生には欠かせないビタミンです。豚肉にはどの部位にも含有量が多く、うなぎや玄米、そばに多く含まれます。糖質を多く摂った際は不足してしまうため、積極的に摂るようにしましょう。

カテキン
お茶の苦みや渋みの成分となるカテキンは緑茶に多く含まれています。カテキンには抗酸化作用、抗菌・殺菌作用、コレステロールを下げる作用など、様々な健康への効果があります。血糖値の上昇を防ぐ作用もあるため、血糖値が高い状態のときに作られるAGEsという老化物質の生成を防ぐことから、糖化の予防効果が期待される栄養素です。

サツドラ管理栄養士考案の糖化予防レシピをご紹介!