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白髪染めの頻度は2ヶ月に1回が最適? 市販の白髪染め選びのポイントも紹介!

白髪染めの頻度は2ヶ月に1回が最適? 市販の白髪染め選びのポイントも紹介!

気がつくといつの間にか増えてしまっているのが白髪。鏡を見るたびに気になって、頻繁にヘアサロンやセルフで染め直している方も多いのではないでしょうか。

一般的なヘアカラー(おしゃれ染め)と比べて、白髪染めは褪色のスピードが遅く、見た目の暗さから髪へのダメージが少ない印象があるかもしれませんが、染める際に使用する薬剤の種類(カラー・トリートメント・マニキュアなど)によってダメージの度合いは大きく異なります。

ヘアサロンであれば最適なものを提案してくれますが、セルフカラーする場合、市販の白髪染めの特徴をきちんと理解した上で、白髪の量や髪質、頭皮の状態、ダメージの度合いに合せて選び、最適な頻度で行うことが大切です。

白髪染めの最適な頻度は2ヶ月に1回?

白髪が気になる人だと、1ヵ月に1回の頻度で染める場合が多く、なかには2週間に1回のハイペースなんて人もいますが、白髪染めの頻度は2ヵ月に1回程度が望ましいとされています。

キレイに整った状態をキープしたいお気持ちはわかりますが、染める頻度が多いほど、髪・頭皮への負担は蓄積します。
髪へのダメージを最小限に抑えつつ、頭皮の健やかな状態を保つためにも、2ヶ月に1回程度が多すぎず少なすぎない最適な頻度といえます。

白髪染めのメカニズムは、配合成分のアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、その隙間から液剤を浸透させて染毛するというものです。キューティクルを開いた髪は、「髪の毛の水分を保てなくなっている」状態なので、パサつきや切れ毛などのダメージを感じやすくなります。

最適な頻度を守ることは、今だけの美しさだけでなく、数ヵ月後、数年後の美しさのためにも必要なことなのです。

市販の白髪染め選びのポイントは?

仕上がりの美しさやダメージを考えれば、ヘアサロンで染めるのがベストでも、頻繁に通うのはお財布的にも大変です。市販の白髪染めにもヘアケア成分にこだわったものが多く発売されているので、セルフカラーでも選び方次第で、美しくしっかりとカバーできます。

なのでカラーやトリートメント、マニキュアなど各タイプのメリットやデメリットをきちんと理解して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

1.ヘアカラータイプ

速効性があり、染毛力が強くしっかり染められ、色を長くキープできるのがメリットです。

デメリットなのは、さまざまな髪質に対応できるよう、髪や頭皮のダメージにつながりやすい成分が多く含まれている場合が多いことです。成分によってはアレルギーが出る可能性もあるので、肌が弱い方は成分表もしっかりチェックしましょう。

2.ヘアカラートリートメントタイプ

シャンプーのあとで使うたびに少しずつ着色していくので、手間なく自然に仕上がります。頭皮にやさしいトリートメント成分が配合されているので、パーマやカラーリングですでに髪が傷んでいて、パサつきや切れ毛などが気になる人におすすめです。髪全体の白髪を染めたい場合に向いています。

デメリットは、ヘアカラーと比べると染毛力が物足りなく、好みの色味になるまでに回数が必要なことと、色持ちがよくないことです。

3.ヘアマニキュアタイプ

髪の表面をネイルのようにコーティングして、髪内部にまで浸透させずにカラーを吸着させるタイプです。髪を傷めずに染められ、美しいツヤを出せます。髪表面をコーティングすることで、髪の摩擦や紫外線、ドライヤーの熱から保護してくれる嬉しいメリットもあります。

デメリットは染毛力が控えめなのと、毎日のシャンプーやブラッシング、紫外線や乾燥などの外部刺激で色落ちするため、色持ちがよくないことです。ダメージなく染めたい、アレルギーが心配、断続的に白髪染めをしたい人におすすめです。

自分に合った”正しい白髪染め”を選ぼう!

ヘアサロンで使われる白髪染めは、髪へのダメージを最小限にする点が重視され、それぞれの髪質や状態に合わせて染料成分などが配合されています。
一方、市販の白髪染めはどんな髪質でも染められるよう濃い色素が使われるので、ダメージ成分が強いものが多くなります。

セルフカラーの仕上がりに満足できなくなってきたり、ダメージが以前よりも気になったりする場合は、染める頻度が多すぎたり、適切な白髪染めを選べていないことも考えられます。間違ったやり方で白髪染めをくり返していると、髪を傷めて余計に白髪が増えることがあります。

髪質の変化やダメージ具合によって、自分に合った”正しい白髪染め”は変わっていきます。基本はセルフカラー派でも、相談も兼ねてヘアサロンと使い分けるのがおすすめですよ。