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栄養

旬のチンゲン菜を使ったカルシウムたっぷりレシピ



チンゲン菜は年間を通して出回っている食材ですが、
春(3~5月)と秋(9~10月)が最も多く流通し、旬の時期とされています。
今回は、今が旬のチンゲン菜を使ったカルシウムたっぷりのレシピをご紹介します。

 

チンゲン菜と桜エビの炒め物

栄養価(1人前)

カロリー: 112kcal
たんぱく質: 5.7g
脂質: 6.5g
炭水化物: 8.1g
食物繊維: 3.6g
食塩相当量: 1.6g
カルシウム: 304㎎

材料(2人分)

・チンゲン菜  2袋(4株)  
・桜エビ    10g
・シイタケ   小4つ     
・にんにく   1かけ

【調味料】
・酒      大さじ1
・ごま油    大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・中華あじ   小さじ1
・塩こしょう  小さじ1/2

〇作り方

①チンゲン菜を3㎝幅に切り、にんにくとしいたけはスライスする。
②フライパンにごま油大さじ1とにんにくを入れ、香りが立ったらチンゲン菜としいたけを加える。
③チンゲン菜に軽く火が通ったら桜エビを加え、少し炒めた後、酒、中華あじ、オイスターソースを加える。
④最後に塩こしょうで味を整えて器に盛り、完成。

〇管理栄養士ワンポイントアドバイス

・チンゲン菜は野菜の中でも栄養価に優れた食材です。

カルシウム:強い骨を作るための栄養素で、骨粗鬆症や骨折の予防に必要不可欠です。

鉄    :貧血予防に欠かせない栄養素で、血液中のヘモグロビンの材料となり全身に酸素を運搬する働きがあります。

ビタミンC :コラーゲンを作る材料となる、アンチエイジング効果が期待できるなどお肌の健康には欠かせない栄養素で、「鉄」の吸収を助ける働きもあります。

β―カロテン:ストレスや紫外線、喫煙などによって生成される「活性酸素」の働きを抑えてくれる「抗酸化作用」があります。脂溶性ビタミンの一種のため、油と組み合わせることによって吸収がよくなります。

・チンゲン菜や桜エビに多く含まれるカルシウムは、きのこや魚類に多く含まれるビタミンDと一緒に摂ることによって吸収率が良くなります◎