コラム
Column

栄養

硬水で作るたっぷり根菜のカレー煮



皆さんは普段お水の種類を意識することはありますか?日本のお水は軟水が主流ですが、欧米ではミネラルが多く含まれる硬水が主流です。
煮崩れ防止やアクや臭みを取るのに硬水は最適で野菜やお肉の煮込み料理などに活用できます。
今回はそんな硬水を活用してより美味しく作れるレシピをご紹介!
サツドラの給水機設置店舗では軟水や硬水を販売しておりますので、お気軽に購入することができます。

 

たっぷり根菜のカレー煮

栄養価(1人分)

カロリー:207kcal
たんぱく質:10.8g
脂質:7.8g
炭水化物:26.0g
食物繊維:11.6g
食塩相当量:2.1g

材料(2人分)

・ごぼう(20g)
・にんじん(1/2本(40g)
・なす(1本)
・鶏もも肉(60g)
・しめじ(1/2房)
・玉ねぎ(中1/2個)
・じゃがいも(中1個)
・ブロッコリー(60g)
・水(ごぼうをさらす用)
・オリーブオイル(小さじ1)

【調味料A】
・味付きカレー粉(小さじ2)
・塩(小さじ1/2)

【調味料B】
・硬水(50ml)
・無糖ヨーグルト(50ml)

〇作り方

①ごぼうは皮をこそげ落とし、一口大に切る。その後10分ほど水にさらしておく。
②にんじん、じゃがいもは皮をむき、それぞれ一口大に切る。ブロッコリー、しめじは小房にわける。なすはヘタを取り、乱切り。たまねぎはくし切りにする。
③鶏もも肉は一口大に切る。
④フライパンにオリーブオイルを弱火にかけ、③を炒める。
⑤④に焼き色がついたら①~③を入れて中火で炒める。
⑥全体に油が回ったら【調味料A】を加えて炒める。
⑦野菜がしんなりしてきたら【調味料B】を加えて、中火のまま10分ほど加熱する。
⑧器に盛りつけて完成。

〇管理栄養士ワンポイントアドバイス

・硬水は軟水と比べ、カルシウムやマグネシウムなどの食事で不足しがちなミネラルが豊富です。そのまま飲んでもミネラル補給になります。
・お料理に使用することでミネラル補給ができるうえに、アクを出しやすくし、臭みを取ってくれるので洋食の煮込み料理などに最適です。
・硬水と野菜と煮込むことでミネラルが野菜の煮崩れを防止してくれるので、歯ごたえのある食感が楽しめます。
・カレー粉の代わりにカレールーを使用しても美味しく召し上がれます。
・和食で硬水を使用してしまうと、だしなどの旨味成分をアクとして出してしまいやすいので、硬水は和食には不向きです。和食には軟水の使用がおすすめです。