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家事

ニットを自宅で簡単にお洗濯! 縮ませずふんわり仕上げるポイントを紹介


冬のおしゃれコーデに大活躍のニットですが、汚れや臭いが気になったとき、お洗濯はどうされていますか? 

縮みや型崩れが怖くて、クリーニングに出している人も多いと思いますが、毎回お店に持っていくのは面倒ですし、なによりお金がかかりますよね。

ニットはうっかり普通に洗濯すると着られなくなるほど縮んだり、毛玉だらけになってしまいます。でもポイントを押さえて洗えば、自宅の洗濯機でも縮まず型崩れもなく、ふんわりと仕上げられます。

今回は、自宅でニットを簡単に洗うためのポイントを紹介します。ぜひ参考にして、お気に入りのニットを自宅で洗ってみてください。クリーニング代も節約できますよ!

ニットは着る度に洗うべき?

着る頻度や着方などにもよりますが、直接肌に触れないニットは、比較的汚れにくい洋服です。着る度に洗う必要はなく、汚れや臭いが気になったタイミングで大丈夫です。

1シーズンに1、2回のお洗濯が目安ですが、ウールなどデリケートな素材を編み込んで作られているので、洗う回数は少ないほうが繊維への負担も抑えられて長持ちしますよ。

ニットを自宅で簡単に洗う5ステップ

1.自宅で洗えるか、洗濯表示をチェック
まずは洋服タグについている洗濯表示をチェックします。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」の表示があれば、自宅での水洗いOKです。「水洗い不可(洗面器にバツ印)」とあるものは自宅では洗えません。

「ドライクリーニングマーク」があっても、洗濯機に設定コースがあり、おしゃれ着用洗剤を使えば洗える場合もあります。ただし生地によっては不可なので、事前にきちんと確認しましょう。不安な場合はクリーニングに出すか、お店の人に相談してから自宅洗いするか考えるといいでしょう。

2.シミや目立つ汚れには前処理・予洗いを
シミや汚れが目立つ場合は、おしゃれ着用洗剤の原液を少量つけたタオルで叩く前処理をするといいでしょう。ぬるま湯と中性洗剤を使ったつまみ洗いで、予洗いするのも効果的です。

3.たたんで洗濯ネットに入れる。
ニットをきれいにたたみ、洗濯ネットに入れます。その際、袖や襟元など汚れが目立つ部分が外側にくるようにたたむのがポイントです。
ネットのサイズが大きすぎると型崩れの原因になるので、幅と厚みがぴったり収まるジャストか、少し小さ目のサイズで選びましょう。

4.「手洗い」コースを選ぶ
表示通りの量のおしゃれ着用洗剤を入れて、「手洗い」コースを選びます。メーカーによっては「ドライコース」「おうちクリーニング」など名称が異なりますが、ニットに適した優しく洗えるモードを選びましょう。
ウール素材は冷水や高温に弱いので、ぬるま湯(30℃以下)を使うのもポイントです。

5.脱水後は速やかに取り出し、陰干しする
脱水後は速やかに取り出し、手のひらでポンポンとたたいてシワをのばします。型崩れの原因になるハンガーは使わず、変色防止のため直射日光の当たらない場所で陰干しします。

この際、ニットが伸びないようにできるだけ平らに広げて、床と水平になるように平干しするのがポイントです。「平干しネット」があると通気性がよくなり乾きやすいので、持っておくと重宝しますよ。

脱いだ後のひと手間で、キレイが長持ち!

お気に入りのニットは、キレイな状態でできるだけ長持ちさせたいですよね。ニットを脱いだ後にひと手間加えることで、洗濯頻度も減らせて、劣化もしにくくなりますよ。

・1度着たら2〜3日は休ませる
ニットにつく毛玉の原因は、主に摩擦です。お気に入りだからと毎日のように着続けていれば、繊維が摩耗して毛玉がつきやすくなります。1度着たら2〜3日は休ませましょう。

・ブラッシングをする
ニットは着ているうちに毛玉ができたり、網目が伸びたりします。なので脱ぐ度に、洋服ブラシなどでブラッシングし毛並みを揃えましょう。毛玉ができにくくなり、見違えるようにキレイになります。服を長持ちさせることにもつながります。

・消臭スプレーをかける
一度着たニットは汗による湿気を含んでいます。脱いだ後にサッと消臭スプレーをかけて、一晩干しておきましょう。軽い臭いなら残らずスッキリ取れますよ。

さいごに

自宅で洗うのが難しそうなイメージのあるニットですが、洗濯表示をきちんと確認し、ポイントを押さえて洗えば恐れることは何もありません。一度やり方を覚えてしまえば、極端に伸び縮みするような失敗もしませんし、お気に入りのニットを自宅で毎回簡単に洗うことができますよ!