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大掃除を短時間で終わらせるためのコツとは?最短1日で終わらせる方法を紹介!

1年の終わりに大掃除を行い、きれいな我が家で新年を迎えたいと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、仕事、家事、育児などに追われ、数日間かけて大掃除を行う余裕がないという人も多いでしょう。忙しいなかでも大掃除を行うために、短時間で大掃除を終わらせるためのコツを紹介します。

大掃除はリスト化からはじめよう

最短1日で大掃除を終わらせるためには、事前の準備は重要です。大掃除の準備とは、掃除をする場所のリスト化、スケジュール調整、必要な道具を用意するという3つになります。3つのなかでも重要なことは、大掃除の必要がある場所をリスト化することです。リストは、日ごろ掃除をしない部分でもある、テレビの裏、換気扇、電気、天井などをメインに作ります。部屋の上から奥、物の裏という順番で部屋の中を見渡してみると、日ごろ掃除が行き届いていない部分が見つかるでしょう。

大掃除を短時間で終わらせるために、掃除する場所をリスト化したあとは、掃除する場所と掃除の時間を決めます。タイムスケジュールを作りますが、掃除する順番も意識しながら作ることが大切です。上から下へ、奥から手前へ掃除をすることがポイントとなります。たとえば、床を掃除したあとに天井を掃除した場合、天井の汚れが床に落ちるため、再度床の掃除を行わなければなりません。手前を掃除したあとに奥に溜まっている汚れをかきだした場合も、手前を再度掃除する必要があり、二度手間になります。大掃除を短時間で終わらせるためには、効率が非常に重要であるため、大掃除をする場所の順番は工夫しましょう。

時間の割りあて方としては、多少余裕をもち、事前に割りあてた予想よりも時間がかかる可能性や、掃除が中断する可能性なども加味して検討します。また、精神力や体力にも限りがあるため、短時間で終わらせることだけに集中しすぎず、余裕をもって掃除したい部分を割り当てることが重要です。掃除をする部分と時間を割りあてる際、家族の誰が担当するのかも同時にリスト化しておくと、大掃除当日に分担作業に時間をとられることを避けられます。

家族のスケジュールを合わせよう

大掃除を短時間で終わらせるためにも、リスト化の次にスケジュール調整を行うことが重要です。最初に、大掃除を行う日を決めます。大掃除を短時間で終わらせるのであれば、人手が多い日に行わなければならないため、家族全員がスケジュールを合わせられる日を選びましょう。年末年始は家族全員が忙しいため、急ではスケジュールを合わせることが難しいケースもあります。そのため、早めにスケジュールを押さえるか、話し合うことが大切です。

大掃除を行う日が決まったあとは、家族全員が確認できるようにメモを貼る、カレンダーに予定を書き込むなどして、モチベーションを上げます。年末年始は忙しく、大掃除の予定日にはずせない用事が入ってしまうというケースもあるため、予備日を設けることもポイントです。さらに、当初の予定通りに大掃除を行ったとしても、短時間で終わらない可能性があります。予備日があれば、雑にならず丁寧に大掃除をすることにもつながるでしょう。

掃除に必要な道具を準備

短時間で効率良く大掃除を終わらせるのであれば、あらかじめ掃除用具も準備しておきましょう。当日になって必要な掃除用具がないと、買いに行く時間が必要になり、短時間で終わらせることが難しくなるためです。大掃除をリスト化した時点で、どのような掃除用具を準備すべきかがわかります。また、大掃除を行う人が多い年末年始には、バラエティショップやディスカウントストアでは大掃除に役立つアイテムをまとめたコーナーが設けられていることも多いです。大掃除が必要な場所に合う掃除用具を購入し、スポンジや洗剤など自宅にある掃除用具であっても予備を準備します。

完璧を求めないことも大切

短時間で大掃除を終わらせるためには「完璧に仕上げようとしない」という気持ちも大切です。1年間で溜まってしまった汚れを、短時間で落としたうえで磨きあげることには限度があります。スケジュール通りに大掃除を進めたとしても、細部まできれいにできない部分があるでしょう。細部まで磨きあげられない部分に固執して掃除をしていると、ほかの場所を掃除できなくなります。

時間を割りあてた通りに、次々に掃除を終わらせることによって、短時間で部屋全体の大掃除ができるのです。リストやスケジュール通りに進まなかった場合も、翌年の大掃除のリスト化に活かせるため、無駄にはなりません。大掃除当日に汚れを落とせなかった場合は、気付いたとき、時間に余裕があるときに掃除をする方法もあります。

短時間で大掃除をするためには準備が重要

短時間で大掃除を終わらせるためのコツは、リスト化、スケジュール調整、掃除用具の準備を行うことです。事前に準備を済ませておけば、当日はリスト通りに大掃除を行うだけであるため、気負うこともありません。年末年始は忙しいため、事前の準備を行い、効率を重視してスケジュール調整をします。また、プロ掃除をするわけでもなく、数日間かけてじっくりと掃除をするわけでもありません。そのため「完璧を求めない」ということも念頭に、短時間で大掃除を終わらせましょう。