なぜ夏バテになるの?正しい対処法を理解して夏を快適に過ごそう!
暑さが厳しい季節になると、食欲がなくなったりだるさを感じたりして夏バテになる人も多いでしょう。
夏バテになると「集中力がなくなってしまう」「日常生活を送ることもつらくなる」というときもありますよね。
この記事では夏バテになる原因や症状、夏バテを乗り切るための対処方法などを紹介します。
夏バテの原因を知ろう!
暑くなると、食欲がなくなってしまうという症状がでる人も多いですよね。
夏バテで食欲がなくなるということは、胃腸の消化機能が弱まってきていることが原因です。
栄養の吸収が通常よりも悪くなると、身体にとって必要なたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素が吸収されにくくなります。
夏になると冷たい飲み物やアイスなどをついつい食べてしまいがちですが、冷たいものを過剰に摂取することで胃腸の働きをさらに弱めてしまうことにつながります。
さらに、たくさん汗をかくことで体内の水分とミネラル分は大量に失われています。
北海道の8月の最高気温は27度くらいですが、水分補給や栄養補給を怠ることで夏バテになってしまう可能性もあるのです。
ミネラルウォーターなどでしっかりと脱水対策をするようにしましょう。
また、夏場にクーラーを効かせすぎると夏バテの原因となることを理解しておく必要があります。
クーラーが効いた部屋から暑い屋外へでると、たちくらみやめまいなどの症状を感じる人もいるでしょう。
これは、気温の変化に対応しきれないために起こる自律神経失調症によるものです。
室温と外気の温度差が5度以内になるように、冷房の温度調節はこまめに行うようにしましょう。
夏バテの症状とは?
夏バテの症状として代表的なのは、身体のだるさや倦怠感です。
冷房が効いた部屋ですごす時間が長い人は、特に感じることが多い症状かもしれません。
暑い夏場は運動をすることもおっくうになりがちですが、長い時間冷房が効いた部屋ですごす生活をすることで体温の調節機能は正常に働かなくなってしまいます。
胃もたれや下痢などの消化器症状も夏バテのひとつです。冷たいものをたくさん摂取することが原因で、消化器症状は引き起こされます。
自律神経の乱れによってストレスを感じることも、夏バテの症状であるといえるでしょう。
これは、夏場に湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまうことが原因であるといえます。
夏バテの症状のなかでも特に注意しなければならないのは、頭痛や吐き気です。夏場に屋外で長時間作業をする人や運動をする人が発症しやすい症状といえます。
これらの症状をそのままにしておくと、重篤な熱中症につながる可能性があることも否定できません。
頭痛や吐き気がひどくおさまらない場合は、自分で判断するのではなく病院へ行くように対策を講じましょう。
正しい夏バテの対処方法
まず、夏バテ対策として始められることはクーラーの設定温度を上げることや除湿器を使用することです。
夏場の高い湿度も夏バテの原因になるため、除湿器を使い快適な生活環境にしてみましょう。
夏バテ対策には夜間にしっかりと睡眠をとることも必要ですが、眠る前にぬるめの湯に20分ほど浸かることがおすすめです。
湯船に浸かることで体温調節機能が改善され、寝つきが悪いなどの症状が良くなるでしょう。
ビタミンB1が多く含まれた豚肉を積極的に食べることも、夏バテ予防には効果的です。
しゃぶしゃぶなど食べ方を工夫することで、お肉もさっぱりと食べられますね。
また、暑いからと薄着をするのではなくインナーを1枚着用することは、体温を正常に保つことに効果を発揮します。
インナーは汗を吸収する役割をするだけではなく、冷房が効いた室内でも身体を冷やしません。
早朝や夕方などの涼しい時間帯に運動をすることもおすすめです。
運動して汗をかくことで、体温調節機能は正常に保たれるようになります。
夏場でも無理なく続けられるウォーキングやサイクリングなどで、日々の運動を習慣化させたいですね。
夏バテ知らずの快適な夏を過ごそう!
夏バテの原因や症状などの正しい知識を得ることで、日々の生活のなかで夏バテを予防可能です。
夏バテ対策ができるようになることで、夏場に長時間屋外ですごすときなども積極的に水分補給や休憩がとれるようになります。
夏バテの症状は、毎日の生活習慣の積み重ねで引き起こされるといってもいいでしょう。
夏場の過ごし方を工夫するだけで、つらい夏バテにならずにすむようになります。
お祭りなどの楽しいイベントが多い夏を思いきり楽しむためにも、夏バテ知らずの快適な夏を過ごしたいですね。