血液サラサラ生活はじめましょう♪
そもそも血液がドロドロとは、どのような状態をいうのでしょうか?
血液は血管を通して体のすみずみに酸素や栄養分を運んだり、不要な老廃物を除去したり、ウイルスと戦ったりと、生命活動を行う上でとても重要な役割をしています。
血液がサラサラな状態とはこれらの働きがスムーズに行われている状態です。しかしドロドロになってしまうと血液の流れが悪くなる事により、血管に不要な老廃物(コレステロールや中性脂肪)が付着したり、狭くなった血管を無理に血液が流れようとする事で血管に圧がかかったり(高血圧)、その結果、高脂血症や動脈硬化のリスクが高まってしまうのです。また認知症の原因にもなるとも言われています。
そんな血液ドロドロ状態から抜けだすために、今回は血液をサラサラにするための極意をお伝えしようと思います。
合言葉は「お・さ・か・な・す・き・や・ね」です。何の事?これは血液をサラサラするには欠かせない食材の頭文字をとったものなのです!
合言葉は「お・さ・か・な・す・き・や・ね」
「お」…お茶(緑茶、ウーロン茶、麦茶など)
ポリフェノールの一種で渋みの成分“カテキン”には抗酸化(血液の酸化を防ぐ働き)やコレステロール値、血糖値を下げるほか、抗菌作用もあります。
「さ」…魚(サンマ、カツオ、サバ、アジ、イワシ、ブリなど)
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷり含まれていて、血液の流れをスムーズにして、余分な脂肪を外に追い出してくれる働きもあります。
「か」…海藻類(昆布、ワカメ、メカブなど)
昆布やワカメに含まれるヨードは新陳代謝を高めると同時にぬめり成分である “アルギン酸”は血糖値の急な上昇を防ぎコレステロール値を下げる働きがあります。
また、アルギン酸は食物繊維なので腸内で水分を含んで膨らみ、コレステロールを包 み込んで外に追い出してもくれます。
「な」…納豆
納豆特有の糸を引くネバネバ成分“ナットウキナーゼ”という酵素には血栓(血管 内にできる血液のかたまり)を溶かす働きがあります。これは世界で唯一納豆だけに 含まれている貴重な成分なのです。
「す」…酢(黒酢、米酢、穀物酢など)
酢に含まれる“クエン酸”には血液中の老廃物を外に追い出してくれる働きがあり、疲れの原因物質である乳酸を取り除いてくれ、疲労回復にも効果的です。
「き」…きのこ類(しいたけ、えのき、しめじ、 エリンギなど)
きのこ特有の“β‒グルカン”という成分がコレステロール値や血糖値を下げ、また免疫力を高める働きもあります。
「や」…野菜
食物繊維が豊富で特に緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、ピーマンなど色の濃い野菜)は抗酸化作用が高く、また細い血管を丈夫にするビタミンや血液をサラサラにする成分が多く含まれています。
その他、淡色野菜(キャベツ、白菜など色の薄い野菜) には血管を守り、血圧を下げる働きがあります。
「ね」…ねぎ類(ネギ、ニンニク、タマネギなど)
ねぎ類には疲労回復効果とともに血液をサラサラにしてくれる働きがあります。 なかでもタマネギには血栓を溶かし、血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防してくれる働きがありおすすめです。
食生活の他にもストレス発散法を見つける事や、38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくりつかること、こまめに水分補給をすることもとても大切です。
さぁ今日からあなたも血液ラサラ生活はじめましょう