血行不良からくる身体の不調
ますます厳しい寒さが続きますね。
今回のテーマは『血行不良』!
血行不良からくる身体の不調を【肩こり】と【眼精疲労】の大きく2つにわけてお話したいと思います。
肩こり
寒くなると背中を丸め、肩に力が入っていませんか?
冬は厚着もするので、肩がこりやすくなってしまいますよね。肩こりでお悩みの方も多いことでしょう。 そんな“肩こり”の大きな原因の一つが、『血行不良』です。 同じ姿勢を続けていたり、ストレスで脳が活性化し続けていると、筋肉が緊張したままとなり、血流が滞ってしまいます。
これが慢性化してしまうことで、頭痛や吐き気、目の疲れなどの症状が出てくることがよくあります。
こんな症状が出る前に、肩こりの予防や解消法を知っているといいですよね。ここでは「肩こりの予防と解消法」さらには「肩こりに効果のある食べ物」をご紹介したいと思います。
予防と解消法
1.肩や首をよく動かし、ストレッチを習慣づける。
2.毎日、湯船につかって体を温める。
3.ウォーキングや水泳、体操など、全身を動かす運動をし、全身の血の巡りを良くする。
4.肩こりがひどい場合、蒸しタオル、カイロ、温熱シートなどで温めて、血行を促す。
良いとされる食べ物
●かぼちゃ、アーモンド、ごま、うなぎ、豆腐など
ビタミンEが毛細血管を広げて血行を良くするといわれています。
●さんま、しじみ、あさり、牡蠣、レバーなど
ビタミンB12が血行不良によって傷つけられた末梢血管を修復し、痛みを和らげるといわれています。
●豚肉、玄米、大豆製品など
ビタミンB1が、肩こりの原因となる筋肉疲労を回復させます。
●その他:しょうが、ねぎ、たまねぎなど
新陳代謝を活発にして、血行を良くしてくれます。
目のしょぼしょぼ
目が疲れることでも、体の様々なところに影響が出てきます。肩こりや頭痛もそのひとつ。
細かい字を長い間みたり、パソコンを長時間使ったあとは、目がしょぼしょぼになりやすいですよね。しょぼしょぼしてしまうのは目の血管が血行不良になってしまった合図です。
タオルを温かいお湯で絞り、目に当てるなどの温パックがオススメです!
そうすることで、目の周りの血管が拡がり、血の巡りが良くなって、疲れが回復します。そのまま少し横になっていると良いでしょう。逆に充血している場合は、目が炎症を起こしている状態です。
そんなときには、【冷やす】のが良いといわれています。濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やして目に当て、安静にしましょう。そうすることで炎症を緩和することができるそうです。
眼精疲労に良いとされる食べ物
●ブルーベリー・ビルベリー
ブルーベリーやビルベリー独特の青紫色の 部分に含まれている【アントシアニン】が目の疲労回復に効果的に働きます。 【アントシアニン】は疲れ目や夜盲症、網膜 炎などに効果的な成分といわれています。
●黒酢
医大の研究で血管のつまりを防ぐ血液浄 化作用が強いと言われているのが黒酢。
目に多くある毛細血管にも血液をスムーズに運ぶ為、疲れ目にも効果的といわれています。
●にんにく
にんにくは血管を拡げて血行を促進したり、ビタミンB1の働きを助けることによって眼精疲労や疲労回復・肩こり・神 経痛にもとっても効果があるといわれています。